直線上に配置

朝日岳-犬ヶ岳-白鳥山-親不知[2]
(2002.9.1-5)

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9月1日
初日は鉄道とバスを乗り継いで蓮華温泉まで行くだけなのでどうと言うこともなかったが、八王子で乗り込んだ特急アズサでは新宿方面からのグループの席取りが目立った。 仲間が隣の車両に行ってしまった事が分かっているのに席を空けようとしない厚かましい熟年グループが居て些か腹を立てたが、たまたまひとつだけ残った空席を車掌が教えてくれた。 一日掛かって辿り着いた蓮華温泉は、雪倉岳から流れ出す谷の奥深くにある山間の別天地だった。 裏山をひと登りすると "仙気ノ湯" と称する露天風呂がある。 谷の向かい側には残雪を抱いた朝日岳の雄大な姿が望まれる。 八王子から来た熟年パーティと相部屋となった。 女二人男一人で朝日岳から白馬方面へ縦走するために来たのだという。 バスで急に運び上げられたためか夜中に目が覚めた時に軽い類高山病の兆候が出ているのに気が付いた。
<コースタイム> 宮崎台[7:26]=長津田[7:43/7:53]=八王子[8:25/8:33]=南小谷[11:55/12:47]=平岩[13:07/13:50]=[15:01]蓮華温泉(15:40)-(16:00)仙気の湯(16:15)蓮華温泉

雪倉朝日への展望が良い蓮華温泉の仙気ノ湯
9月2日
  久し振りの中型ザックの重さと、瀬戸沢橋まで下ってから朝日岳まで約1300m の大登りとでバテバテになったが途中の五輪高原では最高に美味い湧水を飲みながら戸隠、妙高、雨飾方面への素晴らしい展望を楽しんだ(下)。 随所にある流水の脇で休憩を繰り返して行ったため10時間以上も掛かったがそのかわりに体調を破綻させずに済んで縦走完遂の元となった。
<コースタイム> 蓮華温泉(5:50)-兵馬ノ平(6:20)-瀬戸川橋(7:05)-白高地沢(8:25)-R(8:55/9:05)-花園三角点下(10:05/20)-五輪高原休憩所工事場(10:45/11:25)-五輪の森(12:05/15)-水場(12:55/13:10)-白高地(14:00)-水流脇の木道(14:05/15)-栂海新道入口(14:25/30)-テーブル状の岩(14:57/15:07)-朝日岳(15:30)-平坦な草地(15:45/55)-(16:30)朝日小屋
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