直線上に配置

富士見-沢入-入笠山-杖突峠-茅野
[1997.11.24]

☆期日/山行形式: 1997.11.24 / 単独 日帰り

☆地図: 茅野(甲府13号-1)、信濃富士見(甲府13号-2)、辰野(甲府13号-3)

☆はじめに
   まだ登った事のない入笠山に行ってみた。
年末に旧秋葉街道を歩いて見ようと思ったので、そのルートに沿った地形図を入手して眺めているうちに、釜無山から入笠山を経て杖突峠へユッタリした高原状の地形が連なっているのに気がついた。
これは山スキーのフィールドとしてピッタリだと思ったので偵察に出かけた。
日帰りで全部歩ききるのは難しいと考えたので、より情報の少ない入笠山から杖突峠までの間を歩いてみた。
富士見駅(960)からタクシーで沢入登山口(1460)まで上がり、マナスル山荘のある御所平(1775)から入笠山(1955.1)に登頂。 さらに柴平峠(1450)、金沢峠(1310)から千代田湖(1300)を経て高遠に通じている車道まで歩き、杖突峠(1250)からタクシーで茅野駅に下山。 中央線特急を利用して帰った。

☆概況
<タイムレコード>
    宮崎台[6:27]=[6:45]長津田[6:52]=[7:23]八王子[7:30]=[8:53]小淵沢[9:13]=[9:22]富士見駅=[Taxi 10min]=沢入登山口(9:35/40)-御所平マナスル山荘(10:40)-入笠山(11:05/20)-御所平(11:35/12:15)-柴平峠(13:25)-千代田湖(14:45/14:55)-国道(15:40)-杖突峠(15:55/16:20)=[Taxi 15min]=茅野駅[17:26]=[19:02]八王子=長津田=宮崎台



幸運にも最高の好天に恵まれた。
晩秋特有の清透な大気のお蔭で入笠山頂上から素晴らしい展望を楽しんだ。


正面は頂稜に雪が来ている八ヶ岳(左)、南の方は釜無山の先に鳳凰、駒、仙丈、北岳など、南ア北部の雄峰が立ち並んでいた(下)。































マナスル山荘で山菜蕎麦を食べたあと、杖突峠に向った。

林の中を舗装路が延びていて山というよりは高原と言った方が当っている雰囲気だ。
あまり車が来ないのが嬉しい。













入笠山から芝平峠へ高度を下げてゆく途中では前方に守屋山が、さらにその先の方には "北" の連峰が雪姿で立ち並んでいるのが望まれた。

















柴平峠からワンピッチで千代田湖に着く。
江戸時代には重要な交通路だったという金沢峠のすぐ近くにある山上の別天地だ。
湖畔に一軒家の旅館がある。
是非一度泊まりに来てみたいと思った。















千代田湖からひと登りし、しばらくゴルフ場の脇を歩いて行くと杖突峠の国道に出る。

右に折れてひと歩きした所に峠の茶屋があった。
諏訪盆地を見下ろす景勝地で、向かい側に夕日を浴びて立ち並んでいる蓼科山から鷲ヶ峰、三峰、美ヶ原への山々が非常に美しかった。











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