2023年 山行一覧表

山 行 名 山行月日 山行の概要
東京赤レンガ駅舎特別見学 12月16日 JR東日本ビューツアー最高の東京駅赤レンガ駅舎ツアーに参加。
現役東京駅社員から建物の歴史、デザインの特徴などの説明を受け、旧皇族待合室や現役駅長室の見学をしました。
駅長デスク正面の壁に掛けられた横山大観の富士山図の由来と、宮内庁と画伯が関わる面白い逸話が伝えられていることなどを聞き、興味深い見学会でした。
紅葉の大和寺社巡拝、奥比叡山稜から大原、長浜 国友鉄砲の里 11月26-29日 お馴染みになった京都の有名ガイド Kさん案内による紅葉の大和寺社巡拝ツアーに参加して特別公開中の春日大社本殿から旧柳生街道、多武峰談山神社、竜王山麓の長岳寺、柳生近くの忍辱山円成寺を巡拝しました。
さらに、大津駅前のホテルに泊まって比叡山峰道・玉体杉から奥比叡山稜を経て大原三千院へ、最終日には連絡船運休で行き損ねた竹生島に換えて国友鉄砲の里を見学して帰りました。四度目の行き損ねとなった竹生島は残念でしたが行く先々の紅葉が綺麗でとても良い晩秋の旅となりました。
小笠原諸島 父島・母島・南島 11月6-11日 今生締めくりの課題として "辺境探訪" を定め、この国の東西南北の果、国境いの島々、主な半島の突端などを訪ねるようになっている中で一般人が到達できる南方の限界である小笠原諸島へのツアーをしました。
小笠原に渡る唯一の手段は東京港竹芝埠頭と父島二見港とを結ぶおがさわら丸です。
11,000トンあまりの大型貨客船で 2基の 9,900KWエンジンを積み、航海速力約24ノットの快速を誇りますが片道24時間かかるため、竹芝を月曜日の午前11時に出航すると父島に到着するのは翌火曜日の午前11時になります。
そのまま3日停泊して次の航海の準備を行い、金曜日の午後3時に出航するので竹芝に帰り着くのは土曜日の午後3時になります。
で、生死に関わる急病になって硫黄島経由航空機で移動する事にならない限り、否応なしに最短6日の長旅となります。
 特異な生態系と絶景だらけの複雑な地形、硫黄島の激戦を目の前に要塞が構築され、危うく戦場にならずには済んだが遅くまで米国領とされてきた戦跡、多様なルーツを持つ住民などなど。下手な外国よりよほど外国な島々でした。
 米寿の高齢になって体力が保つかどうか一抹の不安を持って敢行した旅でしたが特段の問題もなく乗り切れたのは嬉しいことでした。
川場・片品村と初秋の尾瀬ヶ原 9月19-20日 尾瀬は中学生時代から親しんできた所ですがまだ見たことがない草紅葉の景色を見るツアーに参加しました。
初日は迦葉山登山口近くの創作うどんやで蕎麦を食べ、川場村の造り酒屋を訪ねたあと臨済宗建長寺派では一番北にあるという吉祥寺を訪ね、尾瀬岩鞍スキー場のホテルに泊まったのですが、尾瀬行の二日目は残念ながら霧雨模様になりました。
前回のみちのく潮風トレイルのように暑気で脚が動かなくなるようなこともなく快適に歩いたのですが、グループの足が揃わず、山ノ鼻から1Km 足らずの上田代の池塘の脇の休み場までで時間切れ反転となりました。
雨に濡れた草紅葉を見ることはできましたが至仏山、燧ヶ岳は中腹から上が雲の中で、美しい姿を見る事ができなかったのが残念でした。
みちのく潮風トレイル
(唐桑半島東海岸と気仙沼大島)
9月2-3日 みちのく潮風トレイルは八戸から久慈まで歩いたあとが途絶えています。
残った空白を幾らかでも埋めたいとツアーに参加しました。
9月になれば北東北では涼風で快適な筈との予想は外れ、初日の唐桑半島は湿った南風が吹き付ける猛暑日で熱中症になりかかり、同様の不調になったほかの数名とバスで中間をスキップしました。
2日目は爽やかな風が吹く好日となって気仙沼大島のバスツアーを楽しみ、気仙沼は古くから海外との交流を重ねてきた歴史があると言う興味深い話を聞くことができました。
大曲 花火大会と
平泉 中尊寺・厳美渓
8月26-27日 大曲の花火は"日本一だよと" 教わっていた通りの大花火大会で、60万人超もの大観衆が集まり、ツアーバスの溜まり場は会場まで徒歩1時間も離れた場所でした。会場に行く道で熱中症気味になったり、打ち上げ終了前に会場を離れて花巻温泉の宿に向かったのに宿に着いたのは翌日になるところだったり、体力的に厳しい旅でしたが、良い気象条件に恵まれ壮大な光と音の時間芸術を堪能しました。 翌日の帰り道に、平泉中尊寺、厳美渓に立ち寄りました。
(こちらでも花火の動画が見れます)。
屋形船から足立花火大会 7月22日 V-Age Network シニアグループ歴史散策グループの夏の恒例で屋形船から足立の花火大会を見物しました。コロナ明けの久しぶりの川舟宴会で、遥々チェコから来たご夫婦と親善したり、暫しの幸せを楽しみました。
(マップから花火の動画も見れます)。
栂池自然園、八方尾根ほか、
後立山花見ツアー
7月17-19日 後立山のお花畑を訪ねるツアーに参加し、白馬岩岳、五竜高山植物園、栂池自然園、八方尾根を訪ね、沢山の高山植物の花と出合いました。
学生時代から山スキーや長距離縦走で親しんできた山域ですが、八方尾根と遠見尾根の無雪期は初めてで、まわりの山の景色が美しく、不帰の嶮、五竜岳、鹿島槍の勇姿に心が踊りました。
飯能 柏木山 6月 7日 シニアの山仲間で俳人の Kさんと飯能の柏木山に行きました。
今は通う人影も見えなくなった里山の中に整備された歩道は新緑に覆われ、半日の森林浴を楽しみました。
旧太子駅、チャツボミゴケ公園と
浅間高原しゃくなげ園
6月1-2日 幼児期から高校卒までを過ごした群馬県の北西部の辺境へのツアーに参加。前の大戦の末期に鉄鉱石を積み出していた太子駅跡、その鉄鉱山跡である芳ヶ平の下のチャツボミゴケ公園、浅間山北面中腹の広大な斜面に開かれたシャクナゲ公園などを訪ねました。
国境の島、
対馬の歴史・絶景・史跡の探訪
5月24-26日 対馬の名物ガイド あっちゃん(藤井敦子さん)企画実演の対馬劇場つき2泊3日のツアーに参加。
国境の島ならではの裏面歴史沢山の歴史に触れながら絶景地を巡り、ローカル色豊かなグルメを楽しみました。
麦畑の下に漂着したバルチック艦隊の敗残兵を村人総出で助けた歴史を伝える日露友好碑。水雷艇のショートカット路として地峡を掘り抜いた万関瀬戸。空母改装で不要になった戦艦赤城の主砲を据えた豊砲台跡。韓國に向かう御朱印船が乗り越えた小船越の史跡。各地に残る日韓交流のモニュメント。
もりだくさんな歴史の勉強をしただけでなく、可愛い対馬馬、おねんね中のツシマヤマネコにも会いました。
京都 清滝から愛宕山 5月12日 新緑の京都の山巡りの二日目は愛宕山(924m)。
京都盆地を取り巻いている山地の最高峰で、京都の火伏せの神として古くから厚い信仰を集めています。
老化で弱った筋肉を酷使して登高したためか、水尾分かれの上で休憩したあと両足の大腿筋が痙攣。急登を抜けた先の参道を超スローペースで登降することとなり標準タイム5時間あまりのところを8時間近くもかかってしまいましたが、 晩春の日長のお陰で無事に登降。古代より神域として保護されてきた名山の新緑を存分に楽しみました。
京都一周トレイル東山南端部
(深草トレイル)
5月11日 新緑の時季の京都を囲んでいる低山を歩きに行きました。
ベースは例によって大津駅前のホテル。初日は京都一周トレイル東山の南端部に当たる部分で、深草トレイルの別名があります。
銘酒を生んでいる伏見の湧水地帯から大岩山を通って伏見稲荷まで。点在する陵墓、城跡、神域、寺社を繋いでゆく丘陵トレイルで、ルート上の最高点大岩山は、原始信仰の痕跡が濃厚なパワースポットの山で、京都盆地の大展望を楽しみました。
熊野本宮大社・七越峯・熊野川船下り 4月25日 遥々ベルギーから来日した旧友の案内する熊野三山ツアー案内の三日目はあいにくの雨模様になりましたが本宮大社に参詣し、大峯奥駈道のフィナーレを飾る七越峯展望所に登って大斎原の大鳥居を俯瞰したあと、道の駅の下手から速玉大社裏の河原まで運行されている川舟で熊野川川下りをしました。
英語も芸事も達者なおばちゃんガイドの名演で川下りを楽しみました。
那智山・大門坂、新宮速玉大社 4月24日 紀勢線ローカル列車と路線バスを乗り継いで那智山に行き、那智大社・青岸渡寺・那智の滝を訪ね、大門坂を下りました。
夕方早く新宮に戻れたので、宿舎に戻る前に速玉大社に参詣しました。
本州最南端 紀半島潮岬 4月23日 コロナの流行による渡航制限が緩むのを首が長くなるほど待っていたベルギーの旧友夫婦が来日。念願の熊野三山へ案内せよとのことで老体に活を入れて出かけました。
初日のアプローチは大阪まわり紀伊半島西岸を南下して串本経由、新宮に向かうこととして串本で途中下車。 本州最南端の潮岬を訪ねました。
春の福島へ花見ツアー 4月13-14日 一泊二日で福島の桜を訪ねるツアーに参加。
初日に福島の花見山、三春の滝桜、猪苗代観音寺川の桜を訪ねました。
二日目は会津若松鶴ヶ城公園の桜をみたあと、旧日中線の線路跡に植えられた枝垂れ桜並木のトンネルを歩きました。
下野国の先史遺跡・古代史探訪 3月23日 栃木県南部の利根川流域、宇都宮から下野市を経て小山市付近の地域にある古墳群から出た出土品を見学する日帰りツアーに参加しました。
あいにく雨模様でしたが膨大な出土物には大きく珍しいものが多く、各展示館の学芸員から熱心な解説がありました。例年より10日も早く開花した桜で、古墳群のまわりが花盛りになっていました。
群馬総社の古墳群と光厳寺 3月20日 墓参で群馬に行ったついでに古代上毛国国分寺が置かれた総社の古墳群を探訪しました。 また、古墳の脇に江戸時代にこの地域を治めていた秋元家氏菩提の光厳寺があったのでこちらも拝観しました。
下落合の文人旧居、社寺など探訪 3月16日 20年近く続いている V-Age Network 歴史散策グループの例会で下落合の文人旧居、寺社、公園を探訪しました。
落合のあたりは神田川と妙正寺川の合流点に形成された河内で、かつて文人が好んで住んだ田園地帯でしたが今は閑静な住宅街になっています。
東大寺修二会と皇室所縁の寺院 3月7-8日 奈良東大寺修二会(お水取り)、皇室所縁の京都の寺とを巡拝する一泊二日のツアーに参加。初日は京都駅集合したあと京田辺の大御堂観音寺を拝観して奈良に向かい、昼間の東大寺二月堂、三月堂などを拝観して夕食。日が暮れたあと、二月堂前庭に戻ってお水取りを拝観しました。
JR奈良駅前のホテルに泊まった翌日は京都に向かって北上。城南宮で満開のしだれ梅をみたあと蛤門前の会館で昼食をして仁和寺と泉湧寺と、皇室所縁の寺の春の特別公開を拝観しました。2日続きの穏やかな晴れ日に恵まれ、楽しい旅ができました。
八重山諸島4島巡り 2月18-20日 我が国の西の果て、八重山諸島の四島を2泊3日で訪ねるツアーに参加しました。
初日は石垣島空港に近い鍾乳洞を見たあと、島唄を聞きながら夕食をして高台のホテルに泊まりました。
二日目は高速艇で西表島に渡り、緑濃い丘陵の間を縫って流れる仲間川をクルーズ。蛇皮線の音を聞きながら牛車で由布島に渡ってブーゲンビリアやオオゴマダラ蝶など、南の島の動植物に出合ったあと、小浜島を経て竹富島に渡り、星砂のカイジ浜、沢山のシーサーがいる赤瓦の村を訪ね、角のお店で黒糖の菓子を買いました。
三日目はあいにく雨になりましたが白砂の底に珊瑚が繁茂している川平湾とやいま村を訪ねました。
 近くの海で隣国同士が角突き合わせていることなど、全く感じさせないゆったりした時間が流れている島でジョン・レノンの imagine の歌の文句を思い出しました。
京都、平安神宮・知恩院初詣と
 瓢箪崩山・瓜生山-水飲対陣跡
1月4-6日 京都ホテル2泊と往復の新幹線乗車券のフリープランチケットを利用して初詣でと新年山行を行いました。
初日は、平安神宮、知恩院、円山公園、八坂神社を巡拝し、年の初めの古都の寺社と街の賑わいを楽しみました。翌日は、大原の戸橋から寒谷峠を経て瓢箪崩山に登り、八瀬岩倉まで歩きました。三日目は瓜生山から水飲対陣跡までの尾根筋をなぞり、京都トレイル東山トレースの空白部をカバーしました。
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