藤野、石山・一本松山から金剛山・天神峠・高倉山(2010.2.23)


☆期日/天気/山行形式: 2010年2月23日(晴) 単独 軽ハイク
☆地形図(2万5千分1): 与瀬(東京15号-1)
☆まえがき
    前回の大磯高麗山で、分県ガイド神奈川編に載っている山は終わりと思ったのは早とちりで、もうひとつ、津久井城山があった。
そのページに貼り付けた付箋が隠れていて気がつかなかったのだが、早いとこ登りに行こうと、書棚から地形図を引っ張り出してみたら、その隣の2万5千分1地形図: "与瀬" にもうひとつ、ルート線が書き込まれたままトレースできないでいるのを見つけた。
中央線で山に行き来するとき、相模湖対岸の山の上に大きな封筒が見える藤野丘陵の尾根続きだ。

  "相模の低山" と言うタイトルのガイドブックをめくって見たら、駅から見える封筒の山並みと、その南1Km 程のところを並走している尾根筋とをつないで歩く梯子プランが紹介されていた。
山は低いが結構歩き出があって面白そう、と思ったが本が出版されてから大分年数が経っている。
歩くものがいないまま放置され、荒廃していると思わぬシゴキに遭う心配があるので、地元の観光協会のウエブをあたって見たら、現在掲出されている観光マップにもルート線と所要時間が記入されていることが分かった。

  ルートが藪に埋もれてとても歩けないと言うことはなさそうなことは分かったが、ごくマイナーなルートだから整備状態は現場に行って見なければ分からない。
"電子国土" にアクセスして、大縮尺の地形図をダウンロードして印刷。 さらに、小さな山には不似合いな Garmin 製 GPS も用意した。

  冬晴れが来る日を狙って出かけた結果は下のパノラマ写真で分かる通りで、抜けるような青空の日とめぐりあわせた。
ルートは一部にやや薮っぽい所があったものの、全体としてはよく整備され、まわり山々を眺めながら楽しく歩くことができた。

藤野丘陵 一本松山から上野原方面の展望  
(クリックすると拡大スクロールします)
☆行動記録とルートの状況
<行動時間>
    宮崎台[8:17]=長津田=八王子[9:14]=高尾=[9:38]藤野駅(9:58)-石山入口(10:34)-石山(10:02/07)-葛原・名倉分岐(11:19)-一本松山(11:30/40)-名倉峠道(11:50)-葛原神社(12:00/05)-金剛山登山口(12:10)-十字路(12:30)-金剛山(12:45/50)-十字路(13:00)-PK418(13:15)-天神峠(13:28/45)-高倉山(13:55/14:00)-葛原バス停(14:20)-名倉グランド入口(14:53/15:00)-(15:23)藤野駅[15:24]=八王子=長津田=宮崎台

<ルートの状況>
     EveryTrail の GPS トラックアルバム を見て下さい




<要所の展望写真>
    表示画像をクリックすると拡大(スクロール)します。

最初に登った石山(京塚山)の頂上には大石と石祠と2基の石碑があった


一本松山から向原に降りてきて後を振り返ると今歩いてきた峰続きが一望だった



金剛山登山口の展望 葛原集落と藤野丘陵、先の方には陣馬山から生藤山あたり



天神峠北麓の葛原に降りてくると前方に穏やかな山村風景が広がった



彫刻の道を歩いて秋山川谷沿いの集落 芝川の上に出た
ページ先頭へ    
☆おわりに
    藤野丘陵は手軽に歩ける綺麗な里山だったが向原の金剛山付近は細尾根になっていて意外に山っぽかった。
南と北の山の間に挟まれた向原と葛原の山村風景が美しかった。
北丹沢や陣馬山から生藤山あたりの山並みが綺麗だった。

<ルート図>

 あまり情報が出ていそうもないごマイナーなルートなのでカシミールで国土地理院地形図に GPS トラックを重ねたルート図を作った。

  左はサムネイルでクリックすると拡大し、A4 横に印刷すればちょうど良いくらいになる。
ただし、スケールは不明につき、国土地理院2万5千分1地形図と照合されたい。






追記: ストックを持たず布短靴で歩いたらバランスに関わる筋肉の老衰が暴露された。
帰宅後、風呂に入っているうちに足首から膝にかけて側面の筋肉の頚痙が起こりはじめ、風呂から上がって体が冷えてくるにつれさらにひどくなった。
このような時によく使っている芍薬甘草湯を服んでみたが効き目がなかったので一か八か、消炎鎮痛剤のカロナール(200mg) を2錠服んでみたところ、すぐに良くなった。