北丹沢新緑浴、平丸-黍殻山-大平-早戸川谷-鳥屋 (2009.5.9)


☆期日/天気/山行形式: 2009年5月9日 (快晴) 単独日帰り
☆地形図(2万5千分1): 青野原(15号-2)

☆まえがき
    革登山靴が不似合いな山が多くなったので、何十年振りかで布山靴を購入した。
その履き慣らしを兼ね、かねてより、新緑(か紅葉)の時期に歩いてみたいと思っていた丹沢早戸川谷の林道を歩きに行ってみた。

  道志川谷から丹沢主稜線へは最短ルートの平丸から登ったが、三ヶ木から平丸・青根方面へのバスが週末は極端に不便なのでタクシーを利用した。
このルートは東海自然歩道のバイパスのためか整備が行き届いてとても歩きやすく、分りにくい所や危険な所はない。

  新緑の中を登り上げた黍殻山は7年振りだった。
樹木に囲まれて展望はないが、ロボット雨量計のまわりの草地が良い休憩スペースになっている。
 縦走路から大平への下降路も良く整備され、歩きにくい所、分りにくい所はまったくなかった。
春から秋は蛭とマムシに注意と記した立て札が随所に立っていたが何も居ず、林道で昼寝しているアオダイショウ(?) を一匹見ただけだった。
大平では園地でも造成するのか、建機が入って工事が行なわれていた。

 大平から水沢橋への奥野林道は高い所を通っているのでまわりの山並みが良く見える。
姫次から蛭が岳、丹沢山から三峰、谷出口の先の経ヶ岳などを眺めながら歩いた。

  水沢橋まで来て車止めの脇をすり抜けると山は終わる。
橋の手前の広場には山釣りや山見(?)に来ている人達の車が何台か停っていて、時どき出たり入ったりしていた。
奥野トンネルを潜り、巨大なダチョウがいる平戸コッコランドの脇を歩いて鳥屋に出たが橋本行きバスの待ち時間が長かったので鳥居原ふれいあいの家へ行ってみた。
宮ヶ瀬湖を見下ろす台地の上に広い庭園が整備され、食堂と地物野菜売場が入ったレストハウスもあって良い時間潰しができた。

奥野林道の展望 丹沢山から三峰  
 (画像をクリックすると拡大スクロール)

☆タイム記録

  宮崎台[6:27]=長津田=[7:12]橋本[7:24]=(バス)=[7:59]三ヶ木[8:00]=(タクシー)=[8:15]平丸(8:25)-小鞍部(9:25/30)-ベンチ跡(9:40/50)-稜線(10:25/35)-黍殻山(10:55/11:05)-大平分岐(11:15)-大平(12:00/05)-馬ノ背(13:00/05)-水沢橋(13:25/55)-奥野隧道(14:10)-平戸(14:25)-(14:40)鳥屋[14:41]=(バス)=[14:42]鳥居原ふれあいの家[15:40]=(バス)=[16:25+10]橋本[16:42]=長津田=[17:31]宮崎台


奥野林道の展望 姫次から蛭が岳  
 (画像をクリックすると拡大スクロール)



☆GPSトラック・スライドショー (クリックすると全画面表示)

Widget powered by EveryTrail: GPS Geotagging

(今回はじめて EveryTrail を試用した。
ハンディー GPS で取得した情報とデジカメ画像とを Google Map 上で統合し、地理情報の付いたスライドショーを展示できる。)
ページ先頭      

☆おわりに
  期待通り、丹沢の新緑を存分に楽しんだ。
何十年振りかで履いてみた布山靴は、長足の進歩していたので驚いた。
軽くて足に優しいのは当然だが、クッションが良くて歩きやすく、まるで足に羽が生えたような感じがした。
雨の中を歩いたとき、ゴアテックスがきちんと水を防いでくれさえすれば文句なしだ。

奥野林道は紅葉の時期にもう一度歩いてみたいと思っている。

〔参考 三ヶ木から平丸へのタクシー: 津久井交通 (042-784-0331) 料金3780円〕