馬立-女峰山-赤薙山-霧降高原[3]
(2002.10.9-10)
１０月１０日
奥白根に登る３人パーティと同じ車で出発する事にしたので４時過ぎに起き出した。 ５時に出発。 まず金精峠の先の奥白根菅沼登山口に向かう。 期待していた通りの好天になってトンネルの手前からは男体山が夜明けの青い光の中に立っているのが見えた。 白根組を降ろしてもとに戻り、志津林道に入る。 乗越から先は狭い砂利道になる。 大真名子山頂上の南下あたりにゲートがあった。 秋山のひんやりした空気を吸いながら歩いて行くと紅葉の林の先に女峰山が見えてきた。 馬立の谷底の手前の小屋跡で干しバナナと握り飯を食べて腹拵えをする。 登路は思っていたより緩く穏やかな尾根だ。 小屋の水場になっている水流の横からひと登りで唐沢小屋の前に出る。 前女峰とのコルでなかなか雰囲気が良い。 小屋の裏でキジを打ってガレ場を登り、祠のある頂上に上がる。 先行していた五十台の単独男と熟年夫婦が休んでいた。 紅葉の山肌を纏った男体山と大真名子山(上)、小真名子山越しの奥白根(下)はじめ３６０度の大展望を楽しんだ。
熟年夫婦は富士見峠に向い、単独男は来た道を下って行ったあと、ただ一人で縦走路に入った。 女峰からの下りと赤薙山の手前に手強い難場があったが中間の一里ガ曽根と霧降高原の手前の笹尾根とでは紅葉の山の華やいだ雰囲気と南東北の山々への大展望とを満喫した。
<コースタイム>
中善寺温泉=奥白根菅沼登山口=志津林道車止(5:55/6:00)-馬立小屋跡(6:50/7/10)-尾根中間点(8:05/10)-唐沢小屋(8:55/9:05)-女峰山(9:50/10:10)-水場(11:00/10)-ｐｋ２２９５(11:30)-奥社跡(12:25/30)-赤薙山(13:20/30)-小丸山上の笹尾根(13:50/14:00)-高原ハウス(14:45)-(15:10)霧降高原バス停[15:15]=[15:40]東武日光駅[16:00]=[18:03]浅草駅=三越前=宮崎台
